■西双版納へ ６日間
１９９５年１１月 その１
●１日目 上海へ
全日空機で上海に到着、いつもどおりの入国で済むと思っていたのですが税関で私の持っているビデオカメラは中国へは持ち込めないという事で 空港で預かりとなってしまいました。上海のガイド嬢が税関と交渉してくれたのですが 大きなビデオカメラは天安門事件以後 持ち込めないという事で預かり証が発行され私は このまま日本に帰国しようかとも思いましたが 預かり証があればいくら中国でも帰りに上海空港から帰国しますのでその時に 返してくれるだろうとは思い諦める事にしました。しかしその日はショックで呆然としてしまいました。
憧れの西双版納へビデオカメラを持って撮影に行く これが私の目的なのです。その為にも「大きなビデオカメラ」を購入したわけです。
初日は昆明泊りで昆明行きの飛行機の時間まで、豫園観光です。豫園は上海市の旧市街と思われる雰囲気の場所で下町の公園という雰囲気でした。人の数が異常に多く 雑踏の中を歩いて豫園まで行きました。私にとってはこの旅行の記録を残さないのは残念という事で 普通の写真ならカメラを買っても大した出費ではありませんのでカメラを売っている店を歩きながら探したのですが基本的にパックツアーにはそういった 一人の参加者の特別な時間など用意されていません。仕方がありませんので豫園の切符売り場の近くに使い捨てカメラが売られていましたのでとりあえずという事で購入しました。（１００元也）
しかし何故かこの生まれて初めて使ったせいか中国国内での撮影は全て駄目でした。残りを日本で撮りましたらＯＫ ？？？
豫園の中の建物や庭園を見てはいたのですが記憶があまりありません。その後 上海空港から昆明空港まで時間どうりに到着。宿泊は９３年と同じ金龍飯店でした。（夕飯も記憶がありません）
●２日目 石林 西双版納へ
初日は石林観光後、西双版納 泊りです。朝からカメラを調達しなくてはと思い探したところ、宿泊した金龍飯店の１階にある売店があり、そこで日本製のカメラを購入しました。現物のみで箱、取り扱い説明書無し、一応 フラッシュが点灯する事を確認して購入、領収書だけは貰っておきました。フィルムはＡＧＦＡを１０本。
石林は９３年９月にも来ていますので２度目です。昆明市の東に向かってマイクロバスで出かけます。石林の手前に宜良という場所がありここで休憩です。休憩した場所が宜良ダックを作っている店のようで店先にアヒルが並んでいます。
宜良ダック
宜良ダックを焼く釜
石林は前回と全く同じですので割愛します。
石林 サニ族
サニ族
石林 望峰亭よりの石林
サニ族
石林の昼食は前回と同じ場所でした。中国に何度も来ると同じ場所で食事という事が多く、同じ観光地には行きたく無いという気持ちにさせられます。
下の水タバコはコーラのペットボトルを加工して作られておりました。
水タバコ
前回は小石林の観光があったのですが今回は地下石林がありました。ただ奥行き２００メートルぐらいの洞窟でちょっとがっかりです。
運転手の高さん（左）、日本の添乗員 高井さん（右）
昆明市街に戻り、おきまりのお土産もの屋に寄ってから昆明空港へ
昆明空港で西双版納行きの搭乗待ちをしていると、中文の雲南の少数民族の写真集が売店に置いてあり、ツアー参加者で２０冊ぐらい購入しました。
１冊、５０元から２００元ぐらいで、その内、雲南航空の小姐とも意気投合し ツアー参加者は一番最初に搭乗という事になりました。これもクワンシーなんでしょうか？
中国へ何度か行って、写真やビデオを撮ってくるという楽しみはあるのですがパックツアーというのは基本的にそういった為の時間というのはありません。
当然 「撮れた映像」というは時々「良い」ものが撮れるといった程度です。やはり観光地の写真集に較べると数段 劣るという事になります。まして現地で売られている写真集の価格が日本の数分の一ですから お土産が写真集という事になってきました。（懇意にしていただいている方のお土産はその写真集＋ビデオテープという事になります。）
西双版納は中国国内でも急激に観光地としての評価が 高くなっているようで西双版納の景洪への便は、飛行場が出来て数年ですが 予約を取るのが難しいようです。１日数往復の便があり７３７クラスの機体で運行されているようです。
昆明を立った飛行機は夜９時頃 景洪の空港に到着しました。現地のガイドさんは胡さんという綺麗な女性の方で日本語不可という事で中国の通しのガイド、陳さんが胡さんの中国語−普通話を日本語に通訳してくれるという事を 以後３日間してくれました。
版納賓館泊
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