■海のシルクロードと海南島
その 4
●7日目 海南島−通什 三亜
通什のホリディホテルから出発し、2時間ほど海南島を南下していきます。周囲は椰子の木のある、畑と田の風景で、椰子さえなければ日本の風景とそれほど変わりがありません。
甘什にある苗族と黎族(りぞく)の観光村に寄ります。苗族は元々こちらの民族ですが
黎族は清代以前?に漢民族が苗族を抑える為に強制的に海南島に移住させたのだそうです。しかしやはり苗族の方が勢力が強く、その目論見は失敗し、現在は共存しているのだ
そうです。
苗族観光村
苗族観光村 バンブーダンス
苗族の若い男女のバンブーダンスは竹を上下に上げ下げしその間をくぐっていきます。
初めて見るものでツアーの参加者も喜んでいました。帰国後もこのバンブーダンスの模様をビデオを見ながら再度、楽しんでいます。
苗族観光村
椰子
黎族観光村
黎族観光村
観光村から30分程で海南島 最南端の鹿回頭公園に到着です。鹿と猟師との伝説の場所で巨大な鹿の像がありました。ここの民族衣装を着ている小さな子供が私たちの持っているカメラを見て撮ったらおこずかいとしつこく寄ってきます。あまりにもしつこいのには閉口しました。まあ1,2元ですから・・・・
三亜 鹿回頭公園
この公園から三亜の市街が良く見えます。河口に出来た町で今夜のホテルも その河口の橋のたもとにあるようです。
三亜市街
鹿回頭公園の下が大東海冬季海水浴場です。昼食後の休憩時間に海辺に出て波打ち際で遊んでいました。気温は25度という所で無理をすれば泳げるかもしれません。
大東海冬季海水浴場
三亜市街を抜けて、西に20Kmぐらいで天涯海角という海岸で意味は最南端の岬という事のようです。緯度はベトナムのハノイよりも南で景色は南国そのものです。
天涯海角
この天涯海角と三亜市街の中間に三亜国際空港があり周に一度、大阪から便があるそうです。
三亜市街 ホテル前
この夜 ホテルでバスタブの排水栓を部屋の相方が壊してしまい、結局お湯が溜まらずオフロは入れませんでした。前日の通什のホテルでもこの相方が同じように排水栓を壊して二日連続です。もし壊した事がホテル側で判った場合、損害賠償を請求されるのは、中国では間違いないので 私には責任が無い旨を日本からのガイド嬢に説明しておきました。旅行費用の節約で「相部屋」で申し込んで旅行する事がほとんどの私ですが、こんな事は初めてです。やはり年配者の中にはハードウエアに弱い人がいるようです。困ったものです。従ってそういう人なのでホテル毎の部屋の鍵の使い方が理解出来ないらしく、一人で部屋に置いていけないので私一人だけで ホテルの外に出かけられませんでした。
ページ先頭へ
目次に戻る
最初のページに戻る
前のページに戻る
続きを見る