■済南 曲阜 洛陽 三門峡 西安
その1






●1日目 北京より寝台列車で済南へ





今回も格安ツアーらしく北京往復はイラン航空でした。やはり予想どうり機内食は日本人にはまるで合わない味で、サービスなどまるで縁のない世界でした。出発もエンジントラブルらしく1時間遅れで出発が遅れ、古い747spという機体で北京到着時には拍手が湧いていました。



北京の禁煙のポスター



北京では夕食後、北京南駅より山東省の済南市まで夜行寝台の予定です。
夕食は天壇公園近くの外国人向けの土産売場の2Fでしたが ここは先々月の3月に家族で食事をした場所でした。どうも日本人パックツアーが食事をしている場所はそれほど多くないのかもしれません。



北京永定駅(南駅)




寝台列車は北京南駅(永定駅)から午後11時9分発の徐州行きの265次直快です。駅前には数百人の人がコンクリートの上でそのまま寝て列車を待っていました。その中を荷物を持って薄暗い照明の中を列車まで向かいました。私達は4人用の軟臥(1等寝台)のコンパートメントです。列車は先頭から硬臥(2等寝台)数両、軟臥1両、食堂車、硬座数両です。
すべて満席ですがそれほど混んでいる感じはありません。よくテレビで紹介される春節の帰省の凄さに較べれば快適です。車両内も中国人特有の喧噪もなく列車の走行音ばかりが聞こえてきます。



永定駅待合い室





列車の行き先表示





乗車 済南へ





車掌





一緒になった方々





硬座車





食堂車




線路と平行に走っている道路には深夜のせいか走っているのはトラックばかりで そのトラックのヘッドライトが道路脇の街路樹に塗っている石灰の白さに反射しています。列車は最初の停車駅「廊坊」を出発し80km/hほどで済南に向かっています。

 0:37 楊村
 4:50 徳州



硬臥車





寝台






ページ先頭へ

目次に戻る

前のページに戻る

続きを見る