■雲南 麗江 大理 瑞麗 その2
●3日目 玉龍雪山
今日は麗江近郊です。先ず玉龍雪山の東側の道路を北上し、白水河という玉龍雪山から流れている河に向かいます。距離にして数十Kmぐらいですが道路の両側はステップのようで雑草のみが生えていて利用されていないようです。
仙台の河北新報のホームページにこの麗江が世界で一番高所の稲作地帯で耐寒種のイネでモミは真っ黒なのだそうです。
白水河
リフトからの玉龍雪山
白水河は極普通の河ではあるのですが玉龍雪山の麓でその寒さのせいか河の水が湯気となっています。小型の馬(?)が連れてこられていて観光用となっていました。
そこから玉龍雪山を展望する雲杉坪に登る為のリフト乗り場までバスで5分。
そこからかなり長いリフトに乗り、雲杉坪に至る登山道の入口に向かいます。
リフトは2Kmほどあるでしょうか かなり長く、周りの景色が大変良く眺める事が出来ました。
木々はほとんど松で日本ではほとんど見ることが出来なくなった松が青々と茂っていました。この松の下に秋になると松茸が出てくるのでしょう
リフトを降りて大半の人は徒歩で雲杉坪まで歩いていきましたが私とY氏のみ小型の馬に乗り雪の少しある山道を15分ほど登っていきました。
雲杉坪
イ族の歌声
イ族の娘
雲杉坪は杉林の中の開けた草地で玉龍雪山の直下のはずですが残念ながら雲が かかり山頂は見えません。ここにはイ族の女性が沢山いました。
輪になって歌を歌っているグループを見つけてビデオに撮ってきました。
下りのリフト
雲杉坪から平地に降り、白沙村へ
ここには玉峰寺というラマ教のお寺を見学、万乃山茶という大きな椿(?)がありました。樹齢500年
白沙村玉峰寺境内
白沙村郊外からの玉龍雪山
その後 大宝積宮という古い宗教壁画を見学しました。この大宝積宮の西側が白沙村のメインストリートで1時間近くぶらぶらと見学、ガイドブットに載っていたドクター・フーさんともお会いしました。
村の中を山からと思われる水が大量に流れていて中国の乾いている風景とちょっと異なるイメージを感じました。
白沙村大宝積宮
白沙村の通りからの玉龍雪山
白沙村のドクターフー
玉龍雪山
紅太陽飯店前の毛沢東像
どこからも玉龍雪山の雪山と空の青さを感じる1日でした。
紅太陽飯店で夕食、麗江賓館泊
●4日目 麗江から大理へ
麗江から朝食後、剣川を通過して大理に向かいます。朝日が玉龍雪山に当たり橙色に輝いています。
バスの中から「バスを止めて写真を撮らせて」という声が上がりますが 通しのガイドが「きりがないから」という理由で止めません。
サービスを知らない国中国−因為這里是中国
暫く走ると右側に「ら市海」(らは手偏に立)という小さい湖が見えます。
この湖では船団で鵜飼いが行われている中国唯一の湖という事でNHK-BSで紹介されていました。
バスが走っている同じ道路を直径1メートルもの巨木を積んだトラックとすれ違います。中国に来る度に木が少ないと思っていましたがまだ雲南には巨木があるのだと嬉しくなります。
しかしその巨木が立っている所にはとうとう一度も行きませんでした。
バスは大理州に入り、剣川から西に40Kmほど入り石鐘山(寺)を訪れます。
山地にある仏教寺群のようで、ほとんど公開されていないようですがこの石鐘寺(石宝寺)のみ公開されているようです。
写真撮影禁止。ここは中国では珍しい大乗仏教のお寺でした。
石鐘寺入口
石鐘寺パンフレット
パンフレットより
バスは一端、剣川に戻り道路際の食堂で昼食、
昼食の食堂
食堂のカマド
剣川から大理の間の道路
その後 バス内で自己紹介、夕方にジ海(さんずいに耳)の西側を通り大理へ
大理の南門からバスがメインストリートに入り大理賓館へ。
大理古城南門
大理賓館
大理の街は昔の城内で四角い城壁に囲まれた古城となっています。
メインストリートは巾も狭くなんだかおもちゃの街に入ってしまったような気がします。しかしなんだかほっとするものがあり、バックパッカーが居着く理由もなんとなく判るような気がします。
メインストリートの復興路の両側にはピンク色の櫻が満開で、沢山の人々が歩いています。
サルバドーレ・ダリ(花城飯店)
夕食は大理賓館から歩いてサルバドーレ・ダリという食堂でした。
この食堂は日本料理の菊屋から数十メートルの所で結局 2日間で4回も菊屋に通ってしまいました。
雲南省の地図は大理賓館近くの書店で30冊ほど購入しました。
一人で大理の夜の街を歩いても30分もあれば端から端まで歩けるようです。
その後Y氏と菊屋に出向き、焼き肉定食と三道茶。
菊屋のメニュー
同 焼き肉定食
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