中国遊覧　98/11

■貴州省から広西チワン族自治区へ　その４

●９日目　柳州から南寧へ

朝食前に昨夜の「柳州撮影機械公司」に出かけて開店時間を調べて戻り、朝食。今日は柳候祠を見学後、火車駅から特快で南寧へ行きますので柳候祠の所で私一人でカメラ屋に行きました。「壊れた」というとすぐに別の商品と交換してもらえましたが、最初のものとは違い、故障個所以外もきちんと動きました。そして見ていますと、修理の人が壊れたカメラを早速修理し、再度販売する為に綺麗に梱包していました。そして修理したものは又　売るのでしょう。
中国で高価格商品の購入には大きな勇気が必要かもしれません。交換した部品はカメラ内部のコンデンサー１ヶですから自分でも出来そうです。
タクシーで火車駅へ（８元）、火車駅には私の方が早かったようで駅前の新華書店で広西チワン族自治区の地図冊を１０部ほど購入し必要な方にお分けしました。

切符

柳州駅から３０分ほど遅れて南寧行きの特快が出発です。添乗員やこちらのガイドは私たちのスーツケースの管理で大変な思いをしたようです。座席は前回は硬臥でしたが今回は硬座でしたが２階建てのなかなか良い車両です。前回は車内弁当の昼食で、不評だったので今回は南寧についてから昼食と変更となりました。今回のツアーは食事が美味しく前回は何だったのだろうと・・・・・・

車内（２階）

方便麺

南寧站にて　１人で４ケ

早めに明園飯店に入り、夕食まで自由時間でしたので市内の百貨大楼へ行き、少数民族のＶＣＤを購入しました。ホテルに戻ってから電視台近くで夕食。その後　前回と同じく明苑飯店の隣にある按摩に出かけました。前回ここで疲れた足をチワン族の青年に按摩をしてもらい疲れも消えたのですが今回は疲れていないのに行ったので、次の日もなんだか痛くて・・・・・・

南寧　人民大会堂

南寧　民族宮

●１０日目　南寧　伊嶺岩鍾乳洞

中国製シーガルの一眼レフを持って先ず　鍾乳洞の伊嶺岩へ。ここは前回と全く同じで鍾乳洞の中を上がったり下がったり、照明の効果で中国特有の「岩が＊＊に見える」という・・・もう　飽きました。帰国後このシーガルを現像してみると思った以上の撮影が出来、壊れなければお買い得だと思います。

伊嶺岩入口よりの風景

南寧に戻り潮州料理の昼食、その後市内の星湖市場へ。ここで黒米を探して購入しました。思っていたより高くで500グラム４元、120円／Ｋｇですから日本と較べてもそれほど安くありません。またお米を売っているお店でも黒米を持っている所といない所がありました。普通の精米したものが500グラム２元から３元というのが相場のようです。普通のものもやはり高いように感じました。
ここの市場では３月に来た時に食べた、菜の花が売られていて秋でも少しは咲くようです。今回は一度も菜の花は出ませんでした。

星湖市場　菜の花

星湖市場　米
これは１斤２元

そして南寧の自治区博物館へ、ここも前回と同じく建物内は改装中で屋外の少数民族の建物の見学です。前回行かなかった、サトウキビの汁を搾る建物の見学があり直径２メートルはある石の円盤でサトウキビをすり潰す仕組みを見て感心。

最後は青秀山へ。今回は山の頂きまでバスで行き歩いて下るコースでした。前回と同じでしたが、途中のお寺で奉ってある人物が誰かを聞いても南寧のガイドは知らず、西安から来た孫さんが調べて教えてくれました。南寧のガイドの渋い顔が忘れられません。

青秀山　山頂

６時頃　明園飯店へ戻り　昨日出かけた百貨大楼へ行き、スピーカー付きのカセットプレーヤーを購入しました。型の違う３台をショウケースから出してもらいましたがまともに動いたのは１台のみでした。
リンタクで明園飯店へ戻り、全員で少数民族料理のお店へ。（金芦笙大酒楼）市街の南にあるこのお店は「融水苗寨」というのを売り物としていて市内で今一番の人気だそうです。そのせいか店内は混雑していました。食べ終わった頃、苗族の衣装を着た女性が２名、頭からベールを被ってやってきました。私たち参加者の中で一人の男性を選びだして結婚式の真似事をしました。小さな台の上で新郎、新婦が回るのですが台が小さいのでぴったりと体を付けないと落ちてしまいます。腕をお互いの頭に回して片方の手に杯を、もう片方の手で相手の耳たぶを触ります。同心酒です。