■云南 河口 金平 緑春 元江





1日目 昆明へ



今回も エアーリンクで購入した格安チケットで成田空港から上海経由で昆明へ向かいます。成田からは久しぶりのJAL791で予定どおり上海に到着、昆明へは云南航空の貴陽経由、昆明行きです。夕方6時の出発で時間が沢山ありました。今回はT/Cを多めに用意してしまったので上海空港の到着出口にある銀行へ行き、RMBにしましたが、$500しか出来ませんでした。上海でこの程度ですから地方都市ではどうなる事やら・・・
やっと時間を潰して夕方の雲南航空で一路昆明へ。途中貴陽に寄る為、昆明までは約4時間も掛かってしまいました。貴陽までは空席もありましたが、貴陽から乗る人が多く40分ほどして貴陽から離陸、食事は1回しかでませんでしたが いつもの云南航空のお土産は2回いただきました。


機内からの貴陽空港



昆明では旅行社のTさんが出迎えです。このTさん9月の時は長髪でしたが何故かこの時は短くなっていてなかなか探す事が出来ませんでした。そして運転手のSさんが北京ジープで出迎えて下さいました。このSさんはTさんと大学の同学で部屋も一緒だったとかで気兼ねなく旅行が出来そうです。

空港からホテルは30分ぐらいかかり、昆明北駅近くの天和大酒店、3つ星ですがなかなか快適なホテルです。フロントに掲示されている料金表には400元と書かれていますがUSドルですと45$でした。?



天和大酒店







2日目 河口へ




8時にホテルで朝食、残念ながら時間の関係でホテルでT/Cの換金が不可でした。(結局中国の旅行費用は手持ちのRMBと日本円で支払いました。)9時に昆明から出発、北京ジープは石林の脇を通過して河口に向かいます。北京ジープは乗って見ると中は乗用車とほとんど同じで揺れも少なく疲れません。昆明−石林間は何度も来ているのですが石林から南は初めてで楽しみにしていましたが予想以上に良い道路で平均時速は70-80Kmというスピードで南下出来ました。(7月のユーラシアのツアーで石林−>昆明−>建水で建水に行ったのですが 全く理解出来ません ナンセンスな道順でした)ただ残念ながら窓ガラスに遮光フィルムが貼ってあってビデオの撮影がほとんど出来ませんでした。


北京ジープ





有料道路





1月であっても云南の陽光は強く開遠を12時頃には通過し、昼食は過橋米線が食べたいという私の希望に合わせる為に豪自に寄り、昼食。ここで過橋米線の専門店を探して3人分注文、一人30元だそうで、3人分の具がテーブルに並べて見るともう3人分だけで いっぱいでした。熱い熱いといいながら美味しくいただきました。この豪自が過橋米線の故郷で豪自に今でもある池の中の島で勉強している夫に美味しい米線を作り、その島へ橋を渡って妻が持っていったのが始まりだそうです。過橋米線は最初に高温の鳥のスープの入った大型のお椀が出てきて、その中へ肉類を自分で入れていきます。お店の名前は過橋居だと記憶しています。



豪自市内





過橋米線




豪自から暫くすると道路も段々と山間部に入って云南らしい道路になりました。屏辺から一山越えると別々に走っていた昆河鉄道と南渓川と一緒になって国境の河口へ向かいます。


屏辺から東方の山並み





南渓河と昆河鉄道



沿線の景色は段々と南国の風景となり、バナナの木が多く見受けられます。又畑には パイナップルが植えられていて、道路には収穫したパイナップルが山積みになっていました。河口の手前の老范寨で解放軍のパスポートチェックがあり、私のパスポートとTさんの辺境通行証がチェックされました。(運転手は必要なし)この解放軍ですが なかなか応対が良くちょっとびっくりしました。

午後6時過ぎに河口に到着、ホテルは河口大酒店(星は無し)でしたがエレベーターが壊れていて5階まで登ったり降りたり大変でした。ホテルの隣はベトナム人の雑貨店が連なっていてベテナムの雑貨がいろいろと入っていました。この雑貨店の2階がピンクの按摩街となっていてホテルの部屋からは良く見えます。
夕食は河口の町中の鶏肉の専門店にて。



河口大酒店





河口大酒店からのベトナム





この晩、就寝中異常に寒くなり朝の4時頃に目が覚めてしまいました。原因はエアコンのスイッチが入っていました。余りにも寒いのでまだお湯が出るのでバスタブにお湯を入れて2時間ほど暖まっていました。





3日目 河口観光




昨夜の寒さで結局、風邪をひいてしまったようで熱が出てきて、食欲もありません。それでもここまで来て寝ているわけにもいかず、中国−ベトナム国境の鉄道橋に行ってみました。朝、8時過ぎですがもう人々が国境の橋の両側で待機していました。ベトナム側には自転車を改造して数百Kgの荷物を積めるようにしたものがあり、この自転車に穀物、野菜、果物を満載して国境の橋を渡ってきます。
この日は丁度土曜日で前日 昆明から出発したベトナムのハノイ行きの国際列車がこの橋を渡ってベトナムに向かいます。機関車1両と客車3両が静かにベトナム側に渡っていきました。乗客はほとんど見えません。その列車が過ぎるとベトナム側から徒歩や自転車で行商の人が商品と共に大挙してやってきます。中には犬もいて 多分食べられてしまうのでしょう。



朝食 米線





国境の橋(鉄道と兼用)





国際列車





国際列車





国際列車−ベトナムへ





改造自転車 何百Kgも積める





ベトナム産食用犬




その後、中国人のベトナム日帰りツアーの申し込みに行ったのですが 私はやはり駄目で結局 3人共ベトナム行きは断念しました。一人100元とガイド100元だそうです。


ベトナム人マーケット





ベトナム人マーケット




太陽も高くなり車で昨日 パスポートチェックの老范寨まで戻り そこから文山方面に入ってみました。暫くすると小さな水力発電所と滝がありここで30分ほどうろうろして河口へ。
昨夜の寒さでやはり風邪をひいた模様でホテルで3時間ほど寝てから夕食。
この晩 外は雨が降ったようで道路が濡れていました。ベトナム国境とはいえ なんとなく寒く大部分の人は長袖、ジャケットという姿の人が多く、南国という雰囲気はほとんどありません。西双版納も私が行くと何故か寒く 徳宏の暑さが忘れられません。






ページ先頭へ

目次に戻る

前のページに戻る

続きを見る