■云南 河口 金平 緑春 元江





6日目 元陽へ




早めに招待所から抜け出して新華書店へ。ここで地図を探したのですが無し、今回は云南のまともな地図が全く手に入りません。しかしここの天井に瀘沽湖の大きなポスターが貼られていて3枚ほど購入してきました。


緑春 朝




朝食はやはり米線で3人で7元。元陽へ向けて出発です。街を出てすぐ哈尼族の家族がやっている洗車場でジープを洗ってもらいました。全て手作業で丁寧に洗ってもらって1時間、10元でした。便宜!  しかし日本人にはあまりにもゆっくりなので待ち切れません。

昨日のパスポートチェックの場所で再度チェックを受け元陽へ向かいます。20Kmほど東進すると棚田が見えてきましたので、その度に止まって写真撮影です。周りは哈尼族の家が見えていますので哈尼族の棚田なのでしょう。まだ元陽までは相当の距離があるので紹介されていない棚田かもしれません。こういった場所が数Kmほど続きました。
この辺りの俄扎郷の哈尼族の村ではお祭りになると村の道路に700メートルにも渡ってテーブルを並べて会食をする長街宴−昴瑪突節があるのだそうで、是非一度行ってみたいと思っています。


緑春近くの棚田





緑春近くの棚田




その後 棚田も見えなくなり数十Kmぐらいで再度 巨大な棚田が見えてきましたが時間が悪いせいか日差しで良く見えません。それでも数ケ所ほど止まって写真撮影をしてから元陽の街へ3時頃到着、元陽も招待所でした。しかし緑春の招待所よりはずっと設備も良く2泊も楽でした。


元陽招待所




元陽の行動は写真大好きのTさんに全部おまかせですので、夕方、紅河方面に出かける事になりました。元陽から北へ20Kmほど行くとやはり棚田があり、ここでも写真撮影ですが 面積的には今一歩です。更に江河方面に向かい南沙まで降りてしまいました。この街は新たに作っている街で元陽の街をこちらに移すつもりだそうです。江河に掛かる橋を見て元陽まで戻ります。
(現在 南沙が県城の元陽となり今までの元陽は新街鎮と呼ばれているようです)



元陽北側の棚田





南沙の紅河の橋から




帰り道やはり焼き畑があり 道路までその火が燃えてきていました。が誰も驚かず。

元陽の街は魚の背のような場所に出来ている街で雑然とした街並みでした。真っ直ぐな道路が全くありません。慣れてくればなんでもないのでしょうが。慣れるまで・・・・・
少数民族はかなり多く、ほとんど見られなかった緑春とは大きく違います。一番派手なのが彝族の女性で 旅行人のメコンの国の中で元陽の哈尼族として載っている写真が実は 彝族でした。何度も確認しましたので間違い無いと思います。この彝族の衣装は年齢に関係が無いようで、年配の婦人でも同じ様なハデな衣装です。特徴的なのはお尻に2枚の ハデな模様のテーブルクロスのようなものをぶら下げています。彝族以外は哈尼族が多く若い女性は青を基調とした上着とスボンをはいています。年配の哈尼族は紺か黒の衣装で本当に地味です。






7日目 元陽 棚田写真撮影




棚田の撮影の為に 朝食前に棚田のある場所まで行くことになりました。真っ暗な6時半ぐらいに元気にTさんは出かけるようです。陽が高くなると写真撮影が困難となるので、朝と夕方のみの撮影のようです。最初は元陽から南数Kmの所の撮影であまり大き棚田ではありませんが距離が近いので朝食前には丁度良いと思います。1時間ほど撮影して元陽の街へ戻り朝食、午後は5時から元陽から20数Km南の棚田の撮影という事で、時間がありますので元陽の街をうろうろしてから昼寝で時間を潰していました。



元陽 南数Kmの棚田





元陽 南数Kmの棚田





元陽の彝族
お尻の布が特徴





元陽の街からの雲海




午後からの撮影は元陽から20Kmほど南下しました。ここの面積は相当なものでアジア最大というのもうなずけるものがあります。道路脇では電話工事があり回線数を増やしているようです。暫くすると彝族の民族衣装を着たオバサンがずっと脇にいます。?と 思っていましたら 撮影料の徴収なのだそうです。プロの写真家から5元ほど徴収しているのだそうです。私たちは全員アマチュアなのですが・・・・子供達に上げるお土産を沢山渡して勘弁していただきました。



元陽 南20Kmの棚田












棚田の撮影についてはここで書いても上手く伝わらないと思います。元陽の招待所の売店に元陽のガイド+棚田の撮影ポイントを書いたイラストが10元で売っておりますので行かれる方は参考にして下さい。これによると棚田の数は18ケ所ほどあるようです。どれも歩いて行ける距離ではありませんので 元陽の街にいる3輪タクシーをチャーターして行くしかないと思います。普通のタクシーはありませんでした。
今回は棚田は水があるだけでしたが稲作の行われている初夏辺りも見たいものです。



元陽の食堂(づっとここでした)








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