上海空港でビデオカメラを没収!



1995年11月に念願の雲南省西双版納(シーサンパンナ)へ業務用の8ミリビデオカメラを持って行くことにしました。その途中、上海の入国時に税関でそのビデオカメラを没収(強制保管)になってしまいました。やはり自由が基本的に無い国−中国という事を思いきり体験しました。以下はその事が雑誌 「ビデオキャパ」の1996年9月号に掲載された文章です。税関の人の話では天安門以後駄目になったという事でした。中国側の旅行社の「康輝旅行社(上海)」の人が随分とかけあってくれたのですが駄目でした。前年の1994年12月には全く同じ場所でもっと大きなカメラが素通りできましたので残念でなりません。
保管倉庫は空港ビルの2Fの左側にあり年配の男性が一人管理をしていました。帰りに預かり証を渡すとニコニコと返してくれました。10元/1日の保管料を取られました。また、その倉庫には日本のテレビを録画したテープが山のようにありました。多分 中国にとって都合の悪いものがないかチェックしてから返してくれるのではないでしょうか?
8月号に載った大阪の田中さんの投稿を拝見して羨ましいかぎりだと悔しがっている読者です。 私も昨年11月 中国 雲南省 シーサンパンナに行きましたが持っていった機材が 業務用の東芝BCC-90Aをだった為、上海の税関で強制預かりとなり、空港の倉庫に入ってしまいました。 観光ビザでは業務用カメラは持ち込み禁止なんだそうです。 以前からシーサンパンナには憧れがあり どうしても行って撮影したかったのです。 中国に入国してからは 目の前が真っ暗でしたが 仕方がありませんので普通の写真のカメラを購入して撮影してきました。 その前年 一人でベータカムをパック旅行で持ち込み撮影して来ましたので 運も あるようです。 というわけで 是非 田中さんのテープを拝見したいのですが。
現在はDCR-VX1000を持っていっていますのでトラブルはありません。 結局大きいと駄目のようです。何回かの中国旅行の模様をパソコンに取り込んでインターネットのホームページで中国旅行の紹介をしています。アドレスは
     http://www.china.jpn.org/
です。(残念ながら静止画です)

それからテープの配布ですがやはり私も同じような反応ですのであまり考えないよう にしてます。 まして一般の人にはS-VHSでもVHSの3倍でも同じなのだと思います。 結局、個人で高画質で中国の少数民族を自由に撮影する事はほとんど不可能だと思います。 DCR-VX1000のラチチュードの狭さと黒ツブレには限界を感じてますのでDSR-130と報道ビザが欲しいこの頃です。


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