◆食当たり　(97/04)　　　（中国ではないのですが）

　子供と二人でトルコに行ってきました。トルコ中央部のコンヤという都市でどうも食べたものが当たったらしく酷い下痢になってしまいました。 茸のような直立した岩で有名なカッパドキヤのホテルで初めてクレジットカードの海外アシスタントサービスを利用しました。

アシスタントサービスはトルコからではニューヨークが担当のようで日本人の方が電話に出て、こちらのホテルのフロントに医師の派遣をお願いしてもらいました。
暫くしてトルコの医師がタクシーでやってきて抗生物質と痛み止めを薬局に注文していました。

薬を貰ってから子供が持っていた海外旅行保険証書に挟まっていた診断書を書いて貰って帰国後　保険請求をしました。
金額が８千円でしたので半月ほどで口座に入っていました。

やはり言葉が通じないのはいざという時に困った事でなかなか中国の個人旅行をする元気が出てきません。

保険の請求ですが必要な物はいろいろあるのですが現地でどうしても貰っておかなければならないものは　領収書と診断書です。領収書は絶対に必要ですが診断書はその治療費によっては必要でない時もあるようで予め保険会社で聞いておいた方が良いかもしれません。残りの書類は帰国後揃います。

診断書の書式ですが保険会社によっては指定の時もあるようですが　相手先のものでも大概大丈夫のようです。 ただ現地の医師が診断書を持っていない事も考えられますので　別の保険会社のでも良いので診断書の用紙を持っていった方が良いと思います。
今回は子供が掛けていた旅行保険の用紙を私が借りて　医師に書いて貰いました。

◆クレジットカード

実は私は中国でクレジットカードを使った事がありません。 クレジットカードに入っている目的が上記の海外旅行保険なのです。

一般的なカードでも1000-2000万程度の死亡補償がついているものがありますが今時その金額では心もとないのでゴールド系のカードに入っています。 これですと年会費１万円程度で5000万円程度の死亡補償がついています。 家族会員も同じだけの補償がありますからそこそこ安心です。同程度の旅行保険を掛けますと５千円から１万円はかかりますから年に２回以上海外旅行へ出かける人はクレジットカードの方がお得です。

日本信販系ですと更にカードを所持しない同居の家族に対しても無料で保険金が出ます。ただしカード所持者に較べては額は下がります。
又　成田空港のゴールドカード会員専用の待合い室が無料で使えますので出国、帰国時の疲労も少なくてすみます。

◆ＪＣＢ契約内容改善　　2001/01/20
　今までＪＣＢゴールドの補償内容は日本信販の内容に較べて条件が良く無かったのですが今回　日本信販の内容とほとんど同じになりました。ほぼ同じくらいの条件になったようです。
特に国内旅行でもカードで旅行代金を支払う必要が無いのは大きなメリットだと思います。

◆クレジットカードに付帯する海外旅行保険の注意点　(1998/10)

　クレジッカードによる海外旅行保険は掛け金が見かけ上、無料というメリットはあるのですが、「疾病死亡」はついていませんので注意が必要です。個別に「疾病死亡」が掛ける事は可能ですが、下記のように問題があります。

「疾病死亡」は単独で掛ける事が出来ず、必ず「障害死亡・後遺障害」とセットでないと掛けられません。又　下記のような掛け金の制限もあります。
　「障害死亡・後遺障害」の保険金額　＞＝　「疾病死亡」の保険金額

例えば　１１日間で疾病死亡３０００万円の保険に入ろうとすると、掛け金は\1,800と同額の障害死亡・後遺障害の掛け金\1,500が必要となってきます。
以上注意点でした。