ひとりごと


こちらは小生の勝手な独り言です。内容については責任を負えません。(他もそうですが)


◆中国人民解放軍 三大規律八項の注意       (2001-05-19)

 私がまだ中学、高校生だった頃、日本語の北京放送や日本語の雑誌「人民中国」からの情報は日本での通常の生活と違って 驚きと新鮮さがありました。過去の日本と中国の関係を知るにつけ日本の軍隊と中国の軍隊の質的な違いを段々と知るようになり、「誰の為の軍隊か」という疑問に明確に答えてくれたのがこの「三大規律八項注意」でした。本日 ハードディスクの中を整理していたらこれが出てきたので ここに転載させていただきます。最初にこれを知った時は感動しました。

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      中国人民解放軍 三大規律八項注意
                   1947年制定

三大規律

  1. 一切の行動は指揮に従う
  2. 大衆のものは針一本、糸一筋も盗まない
  3. 一切の捕獲品は公のものとする

八項の注意

  1. ことば使いは穏やかに
  2. 売り買いは公正に
  3. 借りたものは返す
  4. 壊した物は弁償する
  5. 人を殴ったり罵ったりしない
  6. 農作物を荒らさない
  7. 女性をからかわない
  8. 捕虜を虐待しない


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◆テレビの色                 (2001-4-19)


 中国旅行で良くテレビを見ているのですが どうも色の出方が日本と大きく異なるようで、特に赤や緑の発色は日本のテレビよりも遥に鮮やかに見えます。その違いは気のせいという程度ではなく、この緑は日本では絶対に出ないという次元の違いです。

日本の一般のテレビは肌色が綺麗に映るように故意に色を本当の色がずらしてあり、その影響からか緑色は放送局の送り出し側の緑色と私たちが見るテレビでは緑色がずれて映っています。一般家庭でも放送局で使われてるモニターTVを使えば送り出し側の色と同じ色で見えるのですがTVの価格が10倍ぐらいしますのでまずそんな見方をしている家庭はまずありません。そのせいで緑色は実際よりもくすんで見えるのが一般です。それに較べて中国のテレビの緑色の発色はとても鮮やかで実際の緑色以上の鮮やかさを持っています。

どちらが良いかというのは主観ですからなんとも言えませんが 言える事は「日本のテレビの色はおかしい」というのは故意にしている以上誰も反論出来ないと思います。
雲南の各少数民族が集合している場面でその民族衣装のカラフルさは日本のテレビと中国のテレビで見るとでは大きく異なります。
個人的には 中国のどきついまでの発色の方がこの頃は好きです。どちらにしても不正確な印象はありますが。

(色の正確なテレビというのは放送用・業務用のビデオ機材を扱っている所で売られています。14インチで10万-100万円程度からです。)



◆お腹を壊したら                (2001-4-19)


 中国旅行でお腹を壊すというのは良くある事です。私の場合、中国旅行でよく壊して辛い思いを何度もしましたが、雲南では今はほとんど問題無くなってきましたが貴州ではまだ壊す事があります。
お腹を壊すというのは大概下痢という事で移動中は本当に辛いものです。日本の下痢止めが効けばまだ軽い方でそれでは駄目で中国製の下痢止めですとかなり効きます。しかしそれでも効かない重い時があればすぐに病院に行く必要があります。肝炎や細菌性の下痢などと言う事も往々にしてあります。私も貴州で一度なってしまい病院で点滴を5本打ってもらい、食事を取らす苗族の村訪問を続けました。その場合 初めはそんなに辛くはありませんでしたので普通の食事を取らず現地で購入した蜂蜜を飲んでしのいでいました。

蜂蜜は通常 相当甘いのでそのまま飲めませんが体調が異常の時はこんなに美味しいものはありません。その話を点滴の時にしたら「蜂蜜は飲まないように」と医生(医者)に言われたのですが先日 あるテレビを見ていましたら蜂蜜は細菌に対して殺菌・抗菌効果があるそうでO-157に対しても効果があるそうで蜂蜜を入れた試験管での細菌の培養実験を映していました。同時に砂糖水などは栄養はあるのでしょうが細菌を同時に繁殖させてしまうとの事でした。

軽い下痢の時に栄養を取る必要がある場合の蜂蜜は中国旅行には良いかもしれません。500グラム程度の瓶で10元ぐらいで売られています。ただ売られている所が決まっておらず食料品店だったり薬屋だったりで探すのに苦労します。薬屋には蜂蜜+漢方薬という栄養補給の為のアンプルも多く売られていてどこへ行っても売られています。でもこれは気休めのようです。10本で10元以下ですので随分飲みましたが 効果があったという実感は一度もありません。

それから 点滴の時は注射針が新品(使い捨て)である事はくれぐれも確認して下さい。肝炎から肝臓癌などになったら一生取り返しがつきません。日本でも昔は1本の針で何人もの予防接種をした学校での予防接種がありました。

又 現地の薬屋で薬を購入したところ 効果は書いてあったのですが、薬の成分の表示が一切なく、西洋の薬なのか、漢方薬なのかも書いてないものがありました。中国人からこういった薬を勧められてもとても飲む気になりません。まだ 薬の成分を考えてどう飲むかといった所まで患者は考えていないようです。



◆人に対する指さし厳禁             (2000-3-29)


 私はこの頃、云南貴州へ行くケースが多いのであまり体験していなかったのですが、どうも長江周辺や中国南部では「指で人を指す」という事は何かの問題を指摘するという事のようで 単に指をさす という事を越えた反応に出会います。最初は気が付かなかったのですが いつもの日本語ガイドからその事を指摘されたので、なるべく指さしをしないように注意していたのですが 言葉の問題からついその動作が出てしまう事があり、その反応にびっくりする事がありました。
私の場合、中国でも行っている場所が偏っているので全中国でそうなのかは全くわかりません。ただ四川、湖北、湖南などの地域ではかなりはっきりとそういった感じを受けますし、云南でも漢民族には同じ対応をされます。
こちらとしては単に「人を指し示す」という事だけなのですが・・・・・・


◆日本語ガイドの日本語教科書            (2000-3-29)


 中国の日本語ガイドが勉強した教科書はかなり種類が少ないのでは?
私の場合、パック旅行やガイドを頼んだ旅行が多かったのですが完璧な日本語を話す方はほとんどいませんが、その正確でない話し方がいろいろな地方へ行っても、同じという事があります。

例えば 日本語ガイドに領収書が欲しいと頼むと後で日本に郵便で送るという事になるのですが、
   「後で郵便で送って上げます」
という言い方をします。この 「ーーーー上げます」 をいろいろな場所で聞くわけです。云南でも貴州でも北京でも上海でも、きっと教科書か先生が教えるのでしょう。
去年 三峡下りの船の中で云南のいつものガイドにこの使い方について説明しました。今まで誰もこの点を指摘したしなかったようで、各地のガイドも使っている所を見ると誰も言わないのでしょう。
   「後で郵便で送ります」
なら簡単でどんな時もOKですよと。


◆パック旅行みんなやってるヤミ両替              (2000-3-29)


 よくガイドブックにヤミ両替は法律に触れるのでしないようにと書いてあるわけですがもう、そんな次元ではないので書いてしまいます。確かに道端で両替をして捕まるという話はあるのですが、パック旅行で中国に着くと現地ガイドが空港で両替所に寄らずに自分達のバスなどに参加者を乗せてしまいます。ここで 両替が始まりますがこれが全部ヤミ両替です。彼らはこうして手に入れた日本円やドルを再度ヤミ両替して公定レートと時勢レートの差を手に入れます。(日本語ガイドの典型的な給料外収入です)これで日本人が違法両替として捕まる事は無いのですが、再両替は出来ませんし、T/Cだけの人はどうするのでしょう。
先日 広州の「中国旅行社」のガイドが私の「T/Cを両替したい」という私の発言を無視して両替出来ないという事がありました。
このヤミ両替をするかしないかだけでもパック旅行の良否の判断が出来たりします。



◆水洗トイレ お尻を拭いた紙は流してもよいの?        (2000-3-29)


 日本ではホテルの水洗トイレで、お尻を拭いた紙は流しても良いのですが中国では、この判断がなかなか難しくて、判断を誤ると大変な事になります。
なんども中国へ行かれる方はこの事は常識化しているのですが、ガイドブックにも載ってませんし、パック旅行のガイドも自分からは言いません。サービスがとても良い「キャラバントラベル」でさえも言いません。
お尻を拭いた紙を流しても良いかどうかは
  1,便器の隣りにくず入れがあるかどうか?
  2,試しに水を流してみて紙を流しても問題があるかどうか?
という事になると思います。ただ最終責任は使用者にあるわけで詰まってしまって大変だったというのは常に付きまとう旅行の現実です。



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