テレビと国際電話

◆中国へ国際電話       (1999-7-20) 修正(2001-4-17)

日本から中国へ電話をするとかなりの費用が掛かります。

先日 検索エンジンで格安な国際電話を見つけました。「G−Call」という専用線を使ったもので 日本からは中国へ 47円/分
回線品質は一時より悪くなっているようで音声がブツブツと切れる時があります。

申し込みは東京−秋葉原の「日本ブロワー」という会社です。パソコンショップのツートップの近くです。




◆携帯電話 「神州行」           (2001-6-17)


中国で携帯電話が使えたら便利だと思っていましたがプリペイドカードを使った携帯電話があるという事を聞き、2001年1月貴州省に行った時に購入する事が出来ました。プリペイド式なので購入すれば登録などの手続きは必要なくプリペイドカードを補充していけばずっと使えるようです。

この携帯電話は「神州行」という名前で売られていて、携帯電話本体と電話番号が入った小さなICチップを購入し、その後プリペーイドカードを購入してカードの裏面に隠されている数字を購入した携帯電話を使ってキーインするとその金額分だけ使えるようになります。私が購入したのはnokiaの3210というタイプで1100元、電話番号が入ったICチップが50元、プリペイドカードは100,300,500元があります。

この辺りの事は 旅先通信研究所 が参考になると思います。

この神州行は国際電話の利用が可能ですので便利に使っていたのですが、上記のサイトでIP接続を使うと料金がずっと安くなるのですが 条件によっては音声がぶつぶつと切れてしまったり掛かりにくかったりしますのでもし不都合があれば一般の回線で使用するという事になると思います。
IP接続は 17951+0081+「0を除いた日本の電話番号」で掛ける事が出来ます。


   =======「神州行」通話料金=======

 IP接続
   長距離電話     毎分0.3元
   香港・マカオ・台湾 毎分1.5元
   国際電話      毎分4.8元

 契約当地での使用の場合
   市内電話      毎分0.6元
   長距離電話     毎分0.6元 + 毎6秒0.07元
   国際電話      毎分0.6元 + 毎6秒0.8元
   香港・マカオ・台湾 毎分0.6元 + 毎6秒0.2元
   電話の受け手の費用 毎分0.6元

 契約地外での使用の場合
   市内電話      毎分0.8元
   長距離電話     毎分0.8元 + 毎6秒0.07元
   国際電話      毎分0.8元 + 毎6秒0.8元
   香港・マカオ・台湾 毎分0.8元 + 毎6秒0.2元
   電話の受け手の費用 毎分0.8元 + 毎6秒0.07元



この電話機の使用上の注意点はプリペードカードを一旦、登録してしまうとその金額分は有効期間がありますが100元ですと2年です。金額によってこの有効期間が異なるかもしれませんので注意して下さい。
この加金をすると既に入っている残高も含めて有効期間が設定されなおされます。例えば10元の残高で100元を加金すると110元が2年間有効です。
この「神州行」は電話番号がICチップ(SIMカード)に書かれていますので1台の電話機に複数の電話番号を持つ事が出来ます。私の場合、貴州と雲南でそれぞれ別の電話番号を持っていますので、行った先に合わせてICチップを入れ替えます。
SIMカードには神州行の利用者が設定した情報やメッセージで送られてきた文章なども入っていますので電源を切れば任意の時に取り替えられます。利用残金は電話局側で管理されています。ただし 時間と日時の再設定だけは必要のようです。
利用場所に合わせてSIMカードを入れ替えれば電話代が安くなります。上記の料金表の契約当地と契約地以外という表現がそうです。

この電話機を持って雲南のいつもの新平県に行きましたら基地局は「鎮」は全てありますし、一部家が十数件という所でも希に基地局がありました。人家が見えれば通話出来る確率は高いと思います。ただ基地局から携帯電話までの距離は日本よりは短くないと通話出来ないように思います。

<追加> <2001-06-17>

 2001年6月に行って神州行を使いましたが多少 上記内容から変更になって便利になりました。

雲南の電話番号では10元程度利用すると電話を掛け終わった途端にメッセージボックスに中国語でチャージしている現在高が送られてきます。(音声による確認も今までどおりできます)また100元を追加すると利用期間が2年間延びました。
ただしSIMカードを貴州のものに取り替えた所このメッセージは送られてこず今まで通り音声による確認でした。

現在高と利用可能期間の確認方法は

 13800138000に電話し
 [1][2]で中国語による現在高と利用可能期間が流れます
 [2][2]で英語 による現在高が利用可能期間が流れます

 今回 日本の自宅に掛けたのですが国際電話を掛けると呼び出し音がしますがこの呼び出しの時間が短いようでゆっくりと日本の家人が電話に出るとその前に電話が切れてしまうようです。予めその事は家人に伝えておいた方が良いと思います。







◆NHK 「天上の村に正月がきた」   (2001-2-15)


 お正月にNHKで苗族の少女を主人公に「天上の村に正月が来た」という番組がありました。番組の中でエゥディオン村、少女の名前がランイちゃんという事で黔東南CITSで聞いてみましたが不明でしたが、去年訪れたうるるん滞在記の雷山県白岩村の金さん宅へ行き聞いてみましたらエゥディオン村は一つ上の鳥東村でランイちゃんとも顔見知りでランイちゃんのお母さんはその金さん宅の隣の家が実家だという事がわかりました。

金さん宅の新婚の息子さんに道案内をしてもらって鳥東村のランイちゃんの家を訪れる事が出来、家族の皆さんにあう事が出来ました。その時の模様は 2001年1月の貴州省行き の旅行記に詳しく書いていますのてご覧下さい。

ランイちゃんの本名は 楊蘭英ちゃんです。テレビと同じように可愛い笑顔で一視聴者を迎えてくれました。
面白い事にTBSとNHKで隣村同士で撮影してました。しかも撮影された人同士が知り合いでした。
ただタイトルの「天上の・・・・」ですがテレビでは標高1800メートルとありましたが実際は1300-1400メートルという事で事実と異なるのではないかと思われます。

場所を簡単に書きますと


 凱里へ     西江
  |      |
  |      黄里    鳥東村
  |      |      | 
 雷山−−羊排−−+−白岩村−−+−−−雷公山−−−
  |
  |
  |
 榕江へ




◆TBS うるるん滞在記    (2001-2-15)


 2001年1月24日に毎日放送で貴州省黎平県黄崗村が放送されました。
この場所は地図では人人江県の県城から北に向かった場所ですが行政地域としては、黎平県で道路も黎平県側からのみ行く事が出来ます。テレビでも映っていましたが車でも行く事が出来るようです。





◆雲南電視台と「走編雲南」 (2001-4-15)


 雲南省の電視台「雲南電視台」は3つのチャンネルがあります。

  YN−1  衛星で中継  総合  走編雲南があります。
  YN−2  衛星で中継  経済関係と思われる
  YN−3  昆明近郊のみ

  「走編雲南」は雲南省各地の模様が毎日(日曜日も含む)に放送されています。少数民族の催しものなどもあります。時間は、朝が 6:40 再放送が夜9:47ぐらいから始まり5分程度の時間です。中国のテレビは秒単位の管理がされておらず予告時間もかなりづれますからご覧になる方はゆったりした気持ちでご覧下さい。


◆「さくらんぼの実る谷」再放送 −NHKドラマ (2000-10-14)


 NHKの地上波総合で8/19,8/26に放送されたドラマが再放送されます。日中共同製作のTVドラマで撮影地は四川省の九寨溝で羌族が出てきます。

   10月21日 午後3時−午後5時30分 前後編連続


◆NHK 新アジア発見 雲南松茸の村 禄豊県高峰村 (2000-10-10)


 毎週日曜の夜に放送されているNHKの新アジア発見で 8日に雲南省 禄豊県の彝族の村が紹介されました。雲南の日本向け松茸の全てを扱っている企業の経営者の出身した村の現状の様子で貧困地区の現状です。年間収入が500元以下が判断の目安のようです。

  衛星放送では 10/12 午前10:20分より<----- 臨時番組の為中止
  総合では   10/13 午前10:30分より


  月曜日にはお笑い番組?の「世界丸見えテレビ」で 雲南大理の子供だけの村の紹介がありました。残念ながらこれもオシマイだけしか見る事が出来なかったのですが 農家の子供の為に小学校側が子供の家を建てていて、そこから小学校へ通っているようです。それで村が子供達だけとなっていました。場所は「天登」という所だけは判りました。
よく小学校が宿舎を用意しているケースがあるのですが一軒家を用意しているのは珍しいと思います。

この番組の元になったものを雲南で偶然見る事が出来ましたが場所は大理から西の漾(シ鼻)彝族自治県が舞台だった事がわかりました。(2001/1)




◆世界ウルルン滞在記 (2000-6-19)


 「世界ウルルン滞在記」ですが雲南省楚雄彝族自治州双柏県大麦地郷峨足村で歌手の石川さゆりさんがホームスティをするという内容でした。ここは私が何度が訪れた新平県から北にあたり彝族が多く住む地域です。
番組の最初に関係した単位の関係者が宴会をしていたのですが今回だけでなく、日本のマスコミが中国取材をする為の許可を得る為にはああいった宴会が必要なのでしょうか?


◆NHK 雲南から生中継 (2000-5-3)


 ゴールデンウィークにNHKの衛星放送とハイビジョンで雲南から毎日生中継がありました。
タイトルが「雲南の春」、番組のスポットが始まっていますがハイビジョン撮影の素晴らしい映像で雲南の風情を堪能出来ると思っていましたがパック旅行の方が内用が濃いように思いました。今回はハイビジョンで生中継という事に大きな意味があったように思います。

  4/29 大理  4/30 南華県  5/1 大理喜洲  5/2 麗江  5/3 麗江


◆世界ウルルン滞在記 (2000-1-9) 修正(2000-6-14)


 毎日放送で作られている「世界ウルルン滞在記」で以前、貴州省の苗族が放送されましたが やっとその撮影場所が判りました。放送された中で1ケ所地名のある看板が出たのですがそれをVTRをコマ送りにして見つけました。
貴州省雷山県の「丹江鎮白岩村」という地名でした。ここは凱里から南東へ行った雷山県県城から西江に行く道路を数Km行くと左右に別れます。左に行くと西江で右に行くと白岩村です。番組の中に出てきた看板には白岩村苗文倶楽部という文字があり、そこでお祭りの踊りの練習がされていました。集会所にそういった名前が使われるのでしょう。貴州省の地図は良い物がありません。

2000年5月 この撮影地を訪れました。



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