●湖南省  桃花源 王村 武陵源 長沙

その四






●7日目 天子山から索渓峪 黄竜洞






天子山 下り




やはり寒いホテルでした。まあ星のついていないホテルですから仕方がありません。
ホテルの質と景色は反比例すると勝手に思い、納得して出発です。朝食後、部屋の前を見ると昨日の青年です。私の部屋を探し当てたようです。仕方がありません、お腹の調子も治ってきたのですが やはり持ってもらう事にしました。40元の約束です。天子山を下りながら 一緒に参加した北京大学に定年後1年留学されたという年配のツアー参加の方に、青年の話を聞いてもらった所、彼の家はここから一山越えた所にあり、私の為に? わざわざやって来たのだそうです。感激です。!
お金の為か好奇心の為かはわかりません、しかし日本には そういう青年はおりません。何か感動的なものを感じます。2時間ほどで下山し、その青年とも別れました。彼のしぐさを見ていると誠実さを感じます。私には中国人のマナーの悪さばかりが目立っていたのですが そうではない人もいるのだというホッとしたものを感じました。



天子山下り




バスで索渓峪へ、索渓峪のホテルの前の食堂で昼食、ここで昼食をとっていると厨房の方が騒がしく行ってみると南京袋に猫が入っています。聞くと、山猫で食用なのだそうです。家猫とそう変わりはありません。



索渓峪のホテル



ホテル前の食堂にいた山猫




午後は中国で2番目の大きさの黄竜洞という鍾乳洞の見学です。
この鍾乳洞は中に川が流れていて、観光用の船が何隻も運行されています。これに乗って奥まで入っていきます。鍾乳洞のドームで最大のものは面積が1ヘクタールもあり暗いので反対側が見えません。公開されている通路を通って2時間ほどのコースでした。大変ですが日本の鍾乳洞とはスケールが違います。



黄龍洞入口



カラー照明された内部



鍾乳洞を流れる川の観光船



千枚田?



一万平米のホール 反対側は見えません




この鍾乳洞の出口には土家族の観光用の舞台を持った建物があり、ここで土家族の舞台見学となりました。丁度その時私のビデオカメラの電池が切れてしまい、ガイドの胡さんが1Km以上離れたバスまでその電池を取りに行ってくれる事になりました。それまで舞台は待ってもらうとの事、こんなに親切なガイドがいるのかと感激!。電池を持ってきてもらい土家族の舞台を全て 撮影出来ました。



土家族民族風情館



土家族民族風情館



黄龍洞前にて



黄龍洞前にて


夕食後、ホテルから一人で町へ 小さな本屋で小学生向けの本と果物を仕入れる。


索渓峪の通り







●8日目 索渓峪 −> 長沙 −>?





いよいよ 今日からは帰りのコースとなります。索渓峪から長沙まで一気に戻ります。400Kmぐらいありかなりきいつコースです。8時半にホテルを出発し 未開放地域の慈利を通り、往路で寄った常徳で昼食、ここでビデオカメラがエラーの警報を出して録画不能となってしまいました。ここから映像がありません。
普通のカメラを持っていくという発想があれば良かったのですが 私はビデオ人間ですので発想がありませんでした。



益陽付近の渋滞 復路は20時間!




昼食後 バスは益陽へと向かいます。しかしここで往路でぶつかった道路工事の渋滞に巻き込まれてしまいました。中国の道路工事の恐ろしさを初めて知りました。
午後1時頃から結局 渋滞から抜け出たのは次の日の早朝で長沙のホテルについた時は朝の3時半でした。私は暗くなってからほとんど寝ていて、どこの道路を通ったのか全くわかりません。その間 たった一人の運転手のチョウさんが運転していたのです。やはり通訳のガイドの2倍も給料を貰っているのだは無いのだと納得しました。


長沙の4つ星ホテルの快適な事・・・・・・





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