●湖南省  桃花源 王村 武陵源 長沙

その三





●6日目 天子山





ホテル前より黄獅寨方面



天子山登り口付近




今日は天子山と呼ばれる地区で天子山と呼ばれる山が あるわけではないようです。昨日と同じで谷底から山頂まで数Kmの石段を上がっていくという事で年配者には無理という事で現地の旅行社が300元を補助するので「竹篭で上がってほしい」という事になりました。
朝からお腹がおかしくなっていてとても自力で上がれそうにありませんので、今日も篭で登る事にしました。こちらの天子山は石段の回りに大きな木がなく展望が開けていています。



天子山 南天門



点歌台の二胡



点歌台



竹篭の小休止




2,3度 小休止をしながら2時間ほどで登り切りました。しかし篭を担いでいる2人が筆談で「あなたは重たいのでチップを」という要求です。
まあしかたがありません。大枚100元を前の篭かきに払ったのですが なんと後ろを担いだ篭かきが 私にも欲しい というのです。中国の個人主義では前が貰ったら後ろと半分づつとはしないようです。渡し方が悪かったと言えばそれまでですが 後ろにまで100元を払うつもりの無い私は、大声で怒鳴ってしまいました。「後ろ」の篭かきは恐れをなしたのか諦めたようです。多分 この辺りの月収は200元前後だと思いますので日本人の渡し過ぎや、渡し方の不手際など、いろいろ反省はするのですが仕方がありません。(お腹がいたくて 篭かきと、まともにやりあっている暇はなくてトイレを探していたというのが真実です)



賀龍公園



天子山




この辺りは天子山の台地の上の部分で、上の部分全体を天子山と呼んでいるようです。巨大な岩石に開いた穴の中が通路になっている南天門、賀龍元帥を記念した賀龍公園をすぎてやっとホテルに到着です。ホテルに荷物を置いてから 近くの「空中田園」の見学です。田園が空中に浮かんでいるわけはないのですが 畑が切り立った崖のフチに隣接しているので空中田園という事のようです。この空中田園まで行くにもお腹の悪い私はビデオカメラを持って歩くのは大変でした。それでもカメラを持ってホテルの前に行くと20才前後の青年が10人ほどホテルの前に たむろ しています。暇そうなので現地のガイドに頼んで その中の一人にビデオカメラを持ってもらう事にしました。撮影する時だけ返してもらうという事で皆さんと出発です。



ビデオカメラを持ってもらった青年



神堂湾




ビデオカメラを持って貰った青年が空中田園からホテルに帰る時に手まねで「明日、山を降りるならもう一度 持たせて欲しい」との事 しかし下りなら楽だろうと思い、断っておきました。20元也
ホテル前の夕日が綺麗でした。



青雲賓館 パラボラは立派



青雲賓館前 夕日




その後、ホテルに戻ったのですがこのホテルは放送衛星の巨大なパラボラがあるので、設備も揃っているのかと思ったのですが まともに水さえ出ずしかも水洗トイレなので困りました。朝、夕1時間ほどしか水が出ず、足らない場合は ホテルの庭の小川からバケツから汲んでほしいとの事でした。
しかも食堂の窓ガラスは入っていなかったり・・・・・・・
(さすがにこのツアー会社では以後このホテルは使わなくなりました。初めての催行は2回目の催行のパイロットとなるわけです)






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